
昨日単車の下敷きとなった小指は腫れも引き、大分良くはなったが、やはり時折、ピリっという痛みが走る。
小指は10日もすれば治るとして、久しぶりに大怪我をしている経済についてでも書いておこう。数日前にNY原油が大幅に下落したから「何かしら大きな動き」があるかと思いきや、直接的にはNY原油下落はどうやら市場に大きな影響を与えていないようだ。北京オリンピックが終わって中国経済の失速がちらほらと騒がれているが、こちらも2010年の万国博覧会と四川大地震の復興の需要によって何とかなるだろうという楽観論もある。
アメリカでは金融機関が何やらわけの分からないことをやっているし、また、格付け会社が槍玉に挙がったりもしている。
日本ではトヨタもついにその世界最高のコスト管理をもってしても原油高を起因とする材料高を吸収することができずに、一部ハリアーとダイナを値上げするらしい。日本の「価格の優等生」たる自動車もついに「価格に転嫁」せざるを得ないこととなった。
と、まぁ「記録」としては以上として、年度末にかけて経済はどうなるのか?という一般的な疑問について考えてみると、「予測不能」としか言いようがない。いくつかのシミュレーションを組み立てることもできようが、各国のファンダメンタルズの低下を考えると、やはり「先行きは暗い」と言えよう。もはやアメリカのクリスマス商戦の消費くらいではどうにものならない。また、地域別に見ても、北欧とドバイ以外は全くダメだろうし、オイルマネーを持っている国もわけがわからない。アメリカの大統領選が終わり、抜本的な見直しが米国内で始まれば何とか少しは上向きなベクトルになる可能性はあるだろうが、オバマ?マケイン?。。。おバカと負け犬にだけは大統領になって欲しくないものだw。
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