2008年12月11日木曜日

「ガソリン価格」、「googleとマイクロソフト」

8日時点のレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は先週よりも4.2円安い119.1/ℓという発表があった。ネットでガソリン価格を調べたら、何と関東でもレギュラーが100円を切っているところが多数ある。ちなみに先週給油したGSもおとといの時点で10円下がっていることが判明。OPECの石油原産も何のその、下落に歯止めをつける事ができないことに産油国は憂鬱になっているに違いない。サブプライムローンに続き、オイルマネーもまたバブルだったというわけだ。「ヒートアップした雰囲気の市場」の裏には、"イレギュラー"あるいはしたたかなマネーコントロールがあるに違いないことをこれらのバブルの崩壊は明示しているような気がする。「規制緩和と資本の論理と放任市場主義」がネガティブな方向へ機能したことに起因しているこれらのバブル問題は、かつて日本が経験したバブルとはその背景(金融ビッグバンの前か後か)が違うものの、その本質は同じである。やはり、良い意味での"money control"を行うために市場を監視、監督(advice)することは必要であり、それは必ずしも"規制(regulation)"を意味するとは俺は思わない。"イケイケ資本の論理くん"にとっては「そんなのは言葉の魔法であって何とでも言える」と思われるかもしれないが、個人的なところを離れた「社会資本」という立場からこの市場を見た場合、やはり何らかの対策を今後講じる必要があろう。

と、まぁぐだぐだと当たり前と言えば当たり前のことをだーっと書いたがw、このままではダメでしょうね。
同じことの繰り返しだし、「進歩」がない。アメリカ型の完全自由市場主義ではダメだ。


ガソリン価格から始まった経済ネタの「だーっと」感はさておいて、久しぶりにおもしろい記事を見つけた。それは、マイクロソフトがPaaSによってグーグルに勝利し、また、ベンダーがMicrosoft、IBM、Oracle、SAPの4社になり、SUN自体は存続が危うくなるという話だ。「リーンソフトウェア」という概念は始めて耳にしたのだが、その経済性という点からは時代に合っているような気がするが、小生に言わせれば結局はオープンソースであれリーンソフトウェアであれ、便利(速い、快適、使いやすい)であれば良い。"stress-free"であるほどソフトであれハードであれ良い訳である。"複雑"が故にハイスペックを求めるソフトは無駄である。とはいえ、「googleが勝つ」的な風潮が感じられるなかでこのような「マイクロソフト優勢説」はおもしろい。


↓「逆襲のマイクロソフト:時代はオープンソースからリーンソフトウェアへ」(ITmedia)↓
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/10/news066.html


↓「覇権争いの幕開け:なぜMicrosoftはSaaSでGoogleを脅かすことになるか」(ITmedia)↓
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/01/news087.html

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