
昨日は夜、テレビでJoe O'donellという戦中のカメラマンが見た「戦争」についてやっていたので観たら、かなり感動、感嘆し、また、人間の残酷さ、愚かさに「なぜ?」という疑問を再起させられた。Joeは軍には秘密で禁じられていた原爆が落ちた後の長崎の街や人々の様子を写真に収めており、その写真がまた生々しく、実際に目の当たりにしたJoeはさぞやショックを受けたことだろう。彼は「原爆投下は正しかったのか?」という悩みに苛まれたが、息を引き取るまで「彼が見た原爆」について人々に伝え続けた。画像左はJoeが実際に長崎で撮影した写真(本当は白黒だがセピアにしたのは俺。)で、少年が一人、川原の火葬場の近くで幼い弟の亡骸を背負っているというもの。この後、火葬場の人が優しく少年の背中から骸を離して、そっと火の中に置き、少年は泣きもせずに歯を食いしばってしばらく立っていたまま、どこへ行くという感じもなく静かに立ち去ったとのことだったが、これが非常に印象的だった。きっと少年はもう頭のなかがぐちゃぐちゃで、混乱しているというよりも何も考えられない状態だったのだろうと思う。「原爆投下」については同じアメリカ人のなかでも無論、賛否両論あるらしいが、昨今では昔聞こえなかったような「原爆投下は誤りだった」という意見も少しずつだが増えて来ているらしい。それにしても、戦争というものについて考えると自分はいつも「なぜ?」としか言いようがない。「なぜ、そんなことができるの?、なぜ、そんなことが必要なの?。。。」
「戦争のテレビを観てからエンタメのDVDなんか観ても良いものか?」という良心の呵責に苛まれながらもテレビを観終わってからはDMM.comで借りた「レミーのおいしいレストラン」を観た。「とてもおもしろい」し「色んな意味でよく出来ている」の二言。どうやってCGを作ったり画像処理しているのかそのテクに驚かされた。「レミーのおいしいレストラン」とかを観て感動できるやつは自分も含めて幼稚なのかもしれないが、やはりこういうので人間が本来持っている攻撃本能を「何とかしてやる」ことは大切だと思う。そう考えると人間が作り上げて来た文化(芸術、スポーツ)といったものが如何に大切かが分かる。
昨日は結局、2008年度下半期の経済見通しと北京オリンピックの特集を夜2:00まで観てしまい、今朝はだるかったので会社は休み。友達のMIXIでgoogle street viewなるものが大分話題になっていたので自分も試して見たところ、こちらもPIXAR同様、その技術と情報収集能力の高さに驚愕。画像右はgsvを使って首都高3号線から渋谷駅南西口を見たもの。すごすぎます。
今日は明日のバーベキューの準備と、先週やった左肩の靭帯断裂の様子を診てもらいにまた整形外科へ行く予定。
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