ふと思ったのだが、音楽というものは、余程相性の悪い音でなければ、重ねれば重ねる程、密度のある音楽になる。だが一方で、そんなに色んな音を重ねなくても、「聴かせる」音楽というものも存在する。多分に料理にも似たようなことが言えるような気がする。最近のお店の料理というものは、懲りすぎていて、「旨いんだけど味が濃い」とか「普通の味で良いのに。。。」とか思うことが多々ある。変に凝り過ぎて一工夫どころか四、五工夫くらいしてあって、「なんだかなー、もっと原型に近い形で旨けりゃいいのに」と思わさせられることが多いのだ。つまりは、色んな味を重ね過ぎていると、味は濃厚なのだが、”元の”料理そのものが分からなくなってしまうので、やり過ぎは良くなくて(求めてなくて)、シンプルな基本となる出汁とか具材の扱いに気を配れば、慣れ親しんだ味でももっと鮮明な、新鮮な存在として、また、飽きの来ない料理として確立できると思うのである。さっぱりしているけどしっかりと食材の味が際立つような料理を食べたい今日この頃であります。週に昼飯として3回くらいはマックかケンタを食べてるせいかもしれないがw。
余談だが、うちの芽依ちゃんは結構味にうるさくて、旨いものは良く食うw。そこで、グルメと芽依を掛け合わせて「グルめいちゃん」というあだ名でここ数日呼ぶことにしております。
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