2012年8月14日火曜日

アジ、イシモチ釣りのついでに軽トラが砂浜でスタック。

大坪と17:30頃家を出て、途中釣り具屋で諸々の買い物をして、某海岸へ行った。大坪が浮きサビキでアジをかけたので、自分もすぐにサビキのぶっ込み釣りをしてテンポ良く釣った。真剣にはやらなかったので結構途中で落としたりしたが、日没までに10尾ちょっとは釣ることが出来た。それから軽トラでスズキ、イシモチのポイントへ快調に移動した。26cm程度のイシモチが釣れ、その後、小気味良い当たりが数回あったのだが針がかりはしなかった。「もうダメそうだから別のポイントへ移動しよう」ということで23:30頃に軽トラで次のポイントへ移動しようとしたところ、無敵と思っていた4WDの軽トラがあっけなくスタック。「やべー」ということで使えそうな流木とか板きれを拾って来て穴掘りを30分程度してようやく脱出。と思いきや大坪がハンドルを切れずにバックしすぎて波打ち際近くで再びスタック。まさに万事休す。潮が気になったので携帯で調べると大潮で1:47満潮と出た。(今調べたら中潮で0:09満潮だったのだが)「やばい、これから潮が本格的にあげて来るじゃん」と言って間もなく最大の波が軽トラの運転席側半分に到達。「これはすぐにJAFを呼んだ方が良い」ということで大坪が即電話。35分程度かかかるということで本気で多少は軽トラ海中水没を考えた。とりあえず出しやすいように砂をどかしておいた方が良いだろう、ということで再び穴掘り開始。こういう時の30分とかは非常に長く感じられる。いつ海に飲み込まれるのだろうと心配しながら穴掘りをしていると大坪の携帯にJAFが近くまで到着したと電話があった。軽トラのテールライトと小生の夜釣り用のライトで「ここですよー」の合図をして、間もなくしてJAF隊員1名が到着。何年か前に小生はスタックしたことがあったのだが、その時はウィンチ付きのでかタイヤ履いたランクルか何かが来たのだが、どうやらこの隊員はとりあえず人力で出そうという感じらしい。ということで前から二人で押してようやく波打ち際からは脱出。軽トラが海の藻屑と化すことからは逃れられたのだが、今度は砂地獄が待っていた。あー、はい、すぐに詰まって進まないの何のって。結局人力で軽トラの後ろを持ち上げて90度ターンを2回くらいして向きを変え、押して登り、スタックしてバックして、再び助走をつけて最後の方で人力でフォローして。。。というのを何回もやってようやく安全な道まで登ることができた。そう、スズキ、イシモチポイントは安全な道から下ったところで、この”登る”というのがそう簡単ではないのであった。下るのは簡単だったのだが。ま、何はともあれ真夜中のビーチでの筋トレを終えることが出来て、隊員にお礼を言って帰路についた。帰り際に隊員の車を見たのだが、RAV4か何かでしかも誰も乗っていなかったので結局隊員1号しかいなかったのだ。さすがにRAV4クラスでは救助のために下には降りることはできない。それでなぜ車両による救援じゃなかったのが納得できた。隊員1号に途中「もうダメじゃないすかね。後は大きなタイヤ履いた車持ってる民間のところに頼むしかないですよ。ただお金との相談になるでしょうけれど」と言われたのだが、冗談じゃーありません。アジ10程度とイシモチ1匹で25,000円(前にスタックした時はこの金額だった。だが、夜間だから多分3万以上はすると思われる)も払いたくありません。何とか大坪と俺の筋力と、軽トラちゃんの最後の力を合わせれば絶対に登れるはず、いや登らせてやる、という気持ちで頑張ったのだ。ま、何はともあれ結局お金はかからなかったのだが、気づけば2:00を回っており、「我々もやんちゃばかりしてないでそろそろもう少し大人にならねば」と反省したのであった。

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